猟の服を花の香りの洗剤で洗うのをやめた|嫌なにおいが消えて、香りも残らない作業服用洗剤

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猟から帰ってくると、ヤッケも作業服もひどいことになっています。泥がつき、獲物を担げば脂がつき、血がつくこともある。全部いっぺんにつく日も珍しくありません。

以前は、それを家庭用の洗剤で洗っていました。花の香りがする、ごく普通の洗剤です。

洗い上がりは、たしかにいい香りがします。でも顔を近づけると、その香りの下に、嫌なにおいが残っている。落ちきらなかった汚れのにおいに、花の香りがかぶさっているだけでした。しかも、その服を着て山に入ることになる。どちらも気になっていました。

いまは、猟の服は作業服専用の洗剤で洗っています。洗い上がりから、不快なにおいがしなくなりました。無香料なので、香りでごまかしてもいない。服から何のにおいもしない状態で、山に入れるようになりました。

結論:猟の服に要るのは「落とす力」と「何も足さないこと」だった

家庭用の洗剤で迷っていたのは、この2つが両立しなかったからです。

家庭用の洗剤は、汗や皮脂くらいの汚れを落として、いい香りを足すように作られています。猟の服の汚れには力が足りず、落ちきらなかった分を香りが覆ってしまう。作業服専用の洗剤は、もともと油と泥にまみれた服を洗うためのもので、香りを足しません。探していたのはこれでした。

1. 猟の服の汚れは、家庭用の洗剤が想定している汚れではない

猟の服につくのは、普段着とは別物の汚れです。

  • 泥……斜面を下り、罠を掛け、膝をつく。繊維の奥まで入り込みます
  • 脂……獲物を担ぎ、解体をすれば、服にも獣の脂がつきます
  • 血……止め刺しや搬出で、袖や裾につきます

この洗剤の箱には「機械油・オイル・植物油・泥」と書いてあり、商品説明では動植物の油にも強いとされています。

替えてみて、洗浄力の違いははっきり分かりました。私がいちばん実感したのは、見た目よりもにおいのほうです。家庭用の洗剤では香りの下に残っていた嫌なにおいが、しなくなりました。においが残らないのは、汚れが残っていないからだと考えています。

2. においが残らないことが、猟ではいちばん効く

鹿もイノシシも、人よりずっと鼻がききます。だから猟師は、においのきついものを身につけて山に入ることを嫌います。

なのに、服は花の香りの洗剤で洗っていた。気づいてみると、ちぐはぐでした。

この洗剤は無香料です。洗い上がりの服に、洗剤の香りが残りません。生乾きのにおいも、香りでごまかすのではなく、配合されている漂白剤で抑える作りになっています。

正直に書いておくと、洗剤を替えて獲物が獲れるようになった、と言えるだけの比較はしていません。山の中で鹿がどこまで服のにおいを嗅ぎ分けているのかも、私には確かめようがありません。ただ、においを気にしながら山に入るのをやめられた。それだけで、替えた意味は十分ありました。

3. 使っているもの

猟の服を洗っているLCランドリークラブの作業服専用洗剤(粉末4.0kg)の箱
猟の服の洗濯

LC ランドリークラブ 作業服専用洗剤 粉末 4kg(第一石鹸)

猟から帰ったヤッケと作業服を洗っている。家庭用の洗剤では香りの下に残っていた嫌なにおいがしなくなった。無香料なので、洗い上がりに何の香りも残らない。

粉末で4kg入りの、業務用の大きな箱です。量は多いですが、私の使い方で3〜4か月はもちそうな感覚です。

4. 汚れがひどい日の洗い方

いつも同じ洗い方をしているわけではありません。汚れの具合で変えています。

  • ふだん……そのまま洗濯機で洗います
  • 汚れがひどいとき……先につけ置きをします。箱にも「しつこい油ジミもつけ置き洗いでさらにすっきり」とあります
  • あまりにもひどいとき……先に手で洗って、大きな汚れを落としてから、ほかの洗濯物と一緒に洗濯機に入れます

泥の塊や血がべったりついた服を、いきなり洗濯機に入れることはしません。ひどい汚れだけ先に手で落としておけば、あとは普通の洗濯と同じ手間で済みます。

なお、漂白剤が入っています。色柄物やウール・シルクなどに使えるかは、箱の表示と服の洗濯表示を確かめてから使ってください。

まとめ

  • 猟の服の汚れは泥と脂と血。家庭用の洗剤では落ちきらず、残ったにおいを花の香りが覆っていた
  • 作業服専用の洗剤に替えたら、不快なにおいがしなくなった。無香料なので、代わりの香りも残らない
  • 汚れがひどい日はつけ置き、もっとひどい日は手洗いしてから。4kgで3〜4か月はもちそう

洗い上がった服に顔を近づけても、何のにおいもしない。次の猟の朝、その服に迷わず袖を通せるようになりました。

山でのほかの備えはマダニ対策に、山から戻ったあとの手洗いは山に水道はないに書いています。

注意していただきたいこと

  • 本記事は運営者個人の使用記録であり、製品の性能を保証するものではありません。使用量・使用方法・使用できる衣類は、製品の表示と衣類の洗濯表示に従ってください
  • 狩猟は、狩猟免許および狩猟者登録を受けたうえで、鳥獣保護管理法その他の関係法令および各都道府県の定めるルールの範囲内で行ってください

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