福井の山で、ひとりで罠を掛けています。2025年に罠猟の免許を取って、1年目は18頭。
なぜ猟を始めたか
食糧難対策です。
経済が崩れたり、世界のどこかで何かが起きたりして、店から食べ物が消える日が来るかもしれない。そのときに、自分で獲ってきて家族に食べさせられる男でいたかった。始めた理由はそれだけで、正直、かっこいい話ではありません。
ただ、やってみたら理由のほうが変わりました。
いま面白いと思っているのは、山とのつき合い方です。獣がどこを通るかを読んで、そこに罠を置く。動物との知恵比べは、こちらが負けている時間のほうが圧倒的に長い。そこに命のやり取りが乗ってくる。備えのつもりで始めたのに、いつのまにか狩猟そのものに引き込まれていました。

最初は、まったく獲れませんでした
から弾きばかりでした。掛かったと思って行ってみたら逃げられている。それが何度も続いて、正直、心が折れかけました。
そこからは、掛け方を少しずつ変えては見に行って、駄目ならまた変えて。分からないところは人に聞いて教えてもらって。ひとつずつ潰していくうちに、だんだん獲れるようになりました。
罠は自分でも作ります。これも最初はうまく作動してくれなくて、悔しい思いを何度もしました。数を作るうちにまともなものができるようになって、いまは自作の罠でも獲れます。自分で作った罠に掛かっていたときの嬉しさは、ちょっと別格です。
獲るところから、食べるところまで
もともとオーストラリアで料理長をしていました。
だから獲った獲物は、自分で捌いて自分で料理します。いただいた命を最大限おいしく食べる。それが礼儀だと思っているし、そこまでやらないと獲った意味がないとも思っています。
山での扱いが雑なら、台所でどうにかできる幅は狭くなります。逆に、山でちゃんとやっておけば、家では単純な調理で十分うまい。獲る側と料理する側の両方をやっていると、そこが地続きに見えてきます。
ここに書くこと
- 普段どんな価値観で猟をしているか
- 実際に使ってよかった道具
- ジビエをはじめ、自然からいただいた食材をおいしく食べる方法
道具は、実際に山に入って使ってみないと分からないことばかりです。カタログのスペックが良くても、手が悴んだ状態で扱えなければ意味がない。解体の途中で研ぎ直せなければ、いくら切れ味が良くても現場では使えない。
だからここに載せるのは、全部自分で買って、自分で山に持っていったものだけです。使っていない道具は載せません。
運営者
| 運営者 | みや(猟師シェフ) |
|---|---|
| サイト名 | みや|猟師シェフ |
| URL | https://deerchef.com |
| 所在地 | 福井県 |
| お問い合わせ | info@deerchef.com |
| @deerchef_miya | |
| 開設 | 2026年8月 |
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